あたたかいヒュッゲごはん

時短なのにこの美味しさ!とろとろ温かい家族向け煮込みレシピ

Tags: 煮込み, 時短レシピ, 家族ごはん, 温かいごはん, 手軽

忙しい日でも諦めない!とろとろ煮込みで心温まる食卓を

コトコト時間をかけて煮込んだ料理は、それだけで食卓を豊かにし、心まで温めてくれます。しかし、毎日忙しく過ごしていると、煮込み料理にじっくり時間をかけるのは難しいと感じてしまうかもしれません。

でも、ご安心ください。少しの工夫で、忙しい日でも手軽に「とろとろ」の美味しさを実現し、家族みんなが笑顔になる温かい煮込み料理を楽しむことができます。今回は、そんな時短でも美味しく仕上がる煮込みレシピと、そのためのちょっとしたコツをご紹介します。温かい煮込み料理を囲んで、ヒュッゲなひとときを過ごしましょう。

時短でとろとろを実現する調理のコツ

煮込み料理を短時間で、しかも美味しく仕上げるためには、いくつかのポイントがあります。

忙しい日のための時短とろとろ煮込みレシピ例

これらのコツを踏まえた、手軽に作れる温かい煮込み料理のレシピをいくつかご紹介します。

鶏肉と根菜のクリーム煮

  1. 鶏もも肉1枚を一口大に、じゃがいも1個、人参1/2本、玉ねぎ1/2個を小さめに切ります。きのこ類(マッシュルームやしめじなど)もお好みで加えると風味が増します。
  2. 鍋や深めのフライパンにバター(または油)を熱し、鶏肉と野菜を炒めます。
  3. 鶏肉の色が変わったら、薄力粉大さじ2を振り入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜながら炒めます。
  4. 牛乳400mlと水100ml、コンソメ顆粒小さじ2を加えて混ぜ、蓋をして弱火で煮込みます。じゃがいもや人参が柔らかくなるまで10〜15分程度煮ます。
  5. 塩、こしょうで味を調えれば完成です。お好みでブロッコリーなどを加えても彩り豊かになります。

豚バラと白菜の重ね煮

  1. 豚バラ薄切り肉200gと白菜1/4個を用意します。白菜は芯の部分と葉の部分に分け、5cm幅程度に切ります。豚肉も同様の幅に切ります。
  2. 鍋に白菜の芯、豚肉、白菜の葉の順に交互に重ねて詰めていきます。隙間なく敷き詰めるのがポイントです。
  3. 鍋の高さの半分くらいまで水(またはだし汁)を入れ、鶏がらスープの素小さじ2、酒大さじ1、醤油大さじ1/2を加えます。
  4. 蓋をして中火にかけ、煮立ったら弱火にして10〜15分ほど蒸し煮にします。白菜がとろとろになり、全体のかさが減ります。
  5. お好みでポン酢やごまだれでいただきます。ごま油を少量垂らしても美味しいです。

短時間ビーフシチュー風

  1. 牛薄切り肉または切り落とし肉200gを用意します。玉ねぎ1/2個は薄切り、マッシュルームやしめじなどのきのこ類は食べやすい大きさに切ります。
  2. 鍋やフライパンに油を熱し、玉ねぎときのこを炒めます。しんなりしたら牛肉を加えて炒めます。
  3. 牛肉の色が変わったら、市販のビーフシチューのルウ(またはデミグラスソース缶1/2缶)、水100ml、ケチャップ大さじ2、ウスターソース大さじ1を加えます。
  4. ルウが溶けて全体になじんだら、蓋をして弱火で5分ほど煮込みます。牛肉が柔らかく、ソースにとろみがつきます。
  5. ご飯やパンと一緒に、温かいシチュー風のメイン料理を楽しめます。

アレンジや作り置きでさらに献立の負担を軽減

ご紹介した煮込み料理は、一度に多めに作って作り置きするのもおすすめです。冷蔵庫で数日保存できますし、冷凍も可能です(じゃがいもは冷凍すると食感が変わりやすいので、気になる場合はじゃがいもなしで作るか、後入れにするのが良いでしょう)。

また、残った煮込みをリメイクするのも楽しい方法です。例えば、クリーム煮はグラタンやドリアのソースに、ビーフシチュー風はオムライスにかけるソースにアレンジできます。

温かい煮込み料理で、ほっとする家族時間

忙しい毎日だからこそ、温かい料理を囲む時間は大切にしたいものです。時短の工夫を取り入れれば、手の込んだイメージのある煮込み料理もぐっと身近になります。

出来立て熱々の煮込みを、湯気の立つ食卓で「美味しいね」と分かち合うひととき。そんな温かい時間が、忙しさを忘れさせてくれる癒やしになるはずです。ぜひ今夜の献立に、手軽にとろとろが叶う煮込み料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。